2022年 05月 17日
長女の前歯が抜けた日。
昨日、長女が下校するなり私に訴えてきた。
「ママ〜歯が抜けそう」と。
随分前からグラグラしていた上の前歯が1本、急に大きくぐらつき出したようだった。
歯はだだぶら下がっているようにも見えたので、抜けるのも時間の問題だろうなというのはすぐにわかる状態。待てば良いのだろうけど、なんせ、乳歯がここまでぐらついてから抜けるのは今回が初めてだから、娘はご飯を食べるのにも、話をするのにも不便で仕方ないから早く抜いてしまいたいという(したの永久歯二本は、乳歯の裏から生えてきてしまったので歯医者で麻酔して抜歯した)
昔なら糸を引っ掛けて抜いたりしたけど、きっと時代も違うし、色々と変わってきているから、こういう時はググるのが一番手っ取り早い。結果、やっぱり、歯科に行くのが一番という情報が一番多かった。何事も素人判断は良くないということなんだろう。
娘には一晩我慢してもらい、朝イチで近所の子ども歯科へ行ってきた。学校は事前に先生にメッセージを送り遅れて行くことにして。
次女をオリニチプ(保育園)に送り、歯科に向かうも、まだ歯科の診療開始時間には早かったため、近くでコーヒーをテイクアウトしてベンチでしばし待機。韓国は本当に至る所にカフェがあり、コーヒーを飲みたいと思った時にいつでも買える環境はコーヒー好きの私にはありがたい。
平日の午前中ということもあり、歯科は空いており、私たちが一番乗りだった。受付を済ませるとすぐに呼ばれた。
まずは歯科衛生士の方が娘の歯をチェックして、消毒薬と思われる赤いいちご味の薬を歯茎に塗ってくれた。その間、娘は診察台に横になり天井に設置されたテレビで好きなアニメを見ていた。
先生が来ると急に怖がりだした娘。
手が動かないように軽く掴んでいてくださいと言われ娘の近くに行くと、先生は慣れた手つきと話術で
「はい、今日は検査だけだよー、ちょっと見せてね、虫歯ないね、この奥歯は永久歯だね、はいちょっと前歯も見るよー…」なんて言っているうちに、見えないように持っていた抜歯用のペンチ?のような器具をさっと前歯に挟んで、あっという間に抜いてくれた。さすが、子どもの扱いに慣れている先生!娘も抜かれたことに気づかないほど一瞬で終わって拍子抜けしていた。
抜いた歯は、歯の形をした可愛い小さなケースに入れてくれ、最後に韓国の歯科では割とお馴染みの、おもちゃの指輪をもらって終了。
遅刻して学校に行くの初めてで、それ自体も特別で嬉しかったのか、終始機嫌も良かった。
学校まで送り、私は残りのコーヒーを学校横の公園のベンチで飲んでから家に帰ることにした。
長女がいつのまにか成長して、ふとした表情も幼児から少女に変わってきている。
次女がまだ小さいからか余計にそう感じる。
心も体も変化が大きい小学校の6年間。
少しずつ、親から離れて自分の世界を広げていく彼女のこの先を想像すると、楽しみでもあるけれど、この上なく寂しくて仕方ない気持ちになる。
そんなことを公園で思った。
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今日はガスの点検でほぼ一日ガスが使えないから夜ご飯の準備は昨夜めずらしく済ませている。そして、外の天気も最高に良いし、朝から歯科に行って時間も微妙だから仕事はせずに気ままに過ごすことに決めた。
たまにはゆっくり一人で過ごさせてもらいます。
by sarahnok23
| 2022-05-17 10:40
| ★成長記録★
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